ミルキークォーツ MILKY QUARTZ

MILKY QUARTZ Brazil ミルキークォーツは名前そのもののミルキーな乳白色な水晶を言いますが、マダガスカル産の美しいミルキークォーツをジラソル Girasol といいます。 ちなみに、メタモルフォーゼス Metamorphosis はブラジル産でクリスタルヒーラーであるA・メロディ女史が名づけ親。 ガンマー線を照射し、300度の温度で加熱処理をすると、グリーンゴールド色に変化して安定するため、メタモルフォーゼス=変容という名前が付けられたそうです。 オパレッセンス opalescence 眺めていると、淡い白い光がぽわっと、石自身が発光しているように見えますが、これは小さな小さな粒が、水晶の中に散らばってあるためです。 混じっているのではなく、粒々(若しくは液滴)が散らばって存在していることを コロイド 状と解釈します。 代表は牛乳で、水溶液の中に、脂肪が散らばっている状態。 あとは、ゼリーもそうですね。 霧を例に取りますが、空気(気体)の中に散らばった小さな小さな水に光が反射し散乱するとぽわんと光ったような見た目となります。 この ぽわん をオパレッセンス(opalescence)といいます。 つまり、水晶の中に散らばって存在している アルミナ が、光を反射し散乱していることによりこの乳白色の独特の光の現象が起こります。 補足 と、以前より解説をしていたのですが色々と調べると色々と出てくる… ミルキークォーツのそもそもの定義が、乳白色及び白色の不透明及び半透明としている文献と、乳白色の半透明としている文献と様々です。 ここが違うと、いろいろ思い浮かぶことは数知れず… そして私はコロイドで説明し、内包物をアルミナと紹介しましたが、別の文献には気泡(ガスなど)で白くなっているとの解説もありました。 掘っていくときりがないのでさっくりここでやめました^^; 奥深い石英の世界。 はっきりしていないことも、様々なパターンが存在することも両方抱きしめて大好きな水晶を見つめていきたいと思います。 あ。 ”オパール”の名前がくっついてくる別名やグループ分けをされている世界がありますが、あくまでこれは”石英”です。 オパールではありません。 個人の信じるところの価値観が反映されるべき内容なので否定をする気は毛頭ありません。 ですが、いわゆるフォールスネームと言われる間