ジャスパー Jasper

オーシャンジャスパー Ocean Jasper Madagascar
Ocean Jasper Madagascar

ジャスパーは石英の中で不透明のものを総じてジャスパーと呼びます。
詳しくは石英の種類と分類 水晶一家ご紹介をお読みください。

日本での産地は、

  • レッドジャスパー 佐渡の赤玉石
  • グリーンジャスパー 島根県の出雲石
  • 黄色・褐色など 青森の錦石

等が有名です。

ダルメシアンジャスパー Dalmatian Jasper
Dalmatian Jasper
ピクチャージャスパー Picture jasper
Picture jasper
レッドジャスパー Red jasper
Red jasper

ピクチャージャスパーは、その石の模様=”絵”と捉え、石の”絵”を読み取ることが出来れば、その”絵”の中に過去からのメッセージがあると言われます。
そのメッセージはこれからの日々の教訓となるそうです。

オーシャンジャスパー OCEAN JASPER

オーシャンジャスパー Ocean Jasper Madagascar
Ocean Jasper Madagascar

オーシャンジャスパーは海から採取されることからこう呼ばれて流通しています。

潮の関係で海水が引いたときに露頭が見られ、海から採取されることからオーシャンジャスパーと呼ばれて流通しています。(マロヴァト)
姿は小さな”丸(球)”があることが特徴で、アイ(eye/目)ジャスパーとも呼ばれます。
色も緑・オレンジ・赤・ピンク・ベージュといろいろ混じった姿です。

ジャスパーは色味のある水晶の透明感がないものというざっくりとした分類がありますが、透明感がないとは不純物を20%↑含むと透明感がなくなってしまうという考えからです。
例えば赤や緑のジャスパーを思い浮かべていただいて、赤もしくは緑色の不純物が20%↑混じった状態=不透明になるということです。
不均一に混じっていれば、透明感のあるところとないところが共存することになります。
(よく見かけます…)

オーシャンジャスパーは、珪酸が染み込んで固まるとき、近くにある流紋岩などを巻き込んで固まります。
海外の文献には、厳密にはジャスパーとは言えず、とても珪化がすすんだ状態の流紋岩や凝灰岩との解説も見られました。
繊維状(もしくは針状)のものが放射状に広がり球をなしている姿を偏光顕微鏡にて確認できます。
オーシャンジャスパー(Ocean Jasper)という名前は、流通名で、鉱物としては”球状または輪状のカルセドニー”(Dr. Werner Lieber./ヴェルナーリーバー博士)と定義されています。
別名オビキュラージャスパー(orbicular jasper)※orbicular=”輪状の”

Madagascarのオーシャンジャスパーの有名産地

  • Marovato, Ambolobozo, Analalava, Sofia, Madagascar(マロヴァト)
  • Kabamby, Ambolobozo, Analalava, Sofia, Madagascar(ガバンビー)

※ガバンビー産のものは一部、”球”を含まない層状のものの産出もあるとのこと。

ブラッドストーン BLOOD STONE

ブラッドストーン Blood stone
Blood stone

血が飛び散ったような模様ですね。
そのことからこの石の名前”ブラッドストーン”という名前がつきました。
この血は、酸化鉄によるものです。
別名を、”ヘリオトロープ”
エジプトのヘリオポリスでたくさん採れたためにこの名前がついたそう。
ギリシア語でヘリオス=太陽・向く=トロポスの合成語だそうです。
和名を、血玉髄(けつぎょくずい)・血星石(けっせいせき)・血石(けっせき)と呼ばれます。
この石は、緑の色が明るめで赤い色が鮮明であればあるほど良質とされます。

ブラッドストーンのいわれ

中世の伝説に、キリストが十字架にかけられた際、その血が足元の緑色の石にかかり、キリストが蘇り昇天した後、その石がブラッドストーンになっていたという話があります。

また、”ヘリオトロープ”という同名の植物があり、その植物のヘリオトロープと鉱物のヘリオトロープ(ブラッドストーン)を一緒に体に付けると、自分の姿が人に見えなくなる(透明になる)といわれていました。(レオナルドゥス 「宝石の鏡」)
兵士たちが戦場に赴く際、攻撃を受けないようにお守りとして持っていたそうです。
ヘリオトロープの花言葉・石言葉はともに”献身”です。