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クンツァイト kunzite

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薄い紫色のこの石。
とても綺麗で見ているとずっと見てしまいます。
リシア輝石の中で薄い紫・ピンク色のものをクンツァイトと呼びます。
リシア輝石とは 灰色や白もしくは少し黄色味がかったものが、1877年ブラジルで発見。
英語でspodumene/スポジューメンといいますが、この名前の由来は、

”灰燼に帰す(かいじんにきす)”
=跡形もなくすっかり焼けてしまう。灰燼と化すという意味

という意味のギリシャ語”spodumenos”からとのこと。
試験管に入れて加熱すると灰色の塊ができることからだそうです。

その後、薄いピンク色・薄い紫のものと緑色のものも同じリシア輝石と判明。
薄いピンク色・薄い紫色のものはクンツァイト、緑色のものはヒッデナイト (hiddenite)です。
そして同じリシア輝石で、無色、黄色(トリフェーン)のものもあります。

宝石質のリシア輝石の特徴は多色性
その石を見る角度で色が違って見えることを言います。
この石をカットしてルースにする際、この多色性を考えてカットします。

硬度は6.5~7。
比較的硬いのでは?と思うと思いますが、へき開が完全で壊れやすく、日光で退色する性質があります。
リシア輝石のルースを使ったアクセサリー等、取り扱いに注意です。
写真を見ていただくと解ると思いますが、縦に条線があり長い柱の形をしています。
この柱、大きなもので14メートルにも及ぶほど大きなものがアメリカのサウスダコタ州で発見されていますが、宝石質のものはこんなに大きなものはありません。
宝石質でないリシア輝石は、リチウムの資源として採掘されます。

リシア輝石は、LiAlSi2O6
リチウムとアルミニウムの珪酸塩でできていて、分類としてはケイ酸塩鉱物のイノ珪酸塩となります。
リチウムとは、よく聞くところでリチウム電池がありますね。
他には躁鬱病の薬(炭酸リチウム)にも使われています。
クンツァイトとは さて、話をクンツァイトに戻します。
このクンツァイトという名前は、透明感のある薄いピンク・薄い紫色のリシア輝石の宝石質のものに付けられます。
宝石学者のジョージ・フレデリック・クンツ(1856~1932 米)にちなんで名付けられました。
この発色の原因はマンガンが発色原因。
マンガンが多ければ多いほど色合いが濃くなりますが、あまりに濃くなると透明感がなくなります。

角閃石 アンフィボール amphibole

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角閃石は60以上もの鉱物グループです。
斜方角閃石類単斜角閃石類に分けられます。
また後述する、輝石とよく似ています。
それでは、代表的な仲間を見てみましょう。
普通角閃石 この普通角閃石 Hornblende(ホルンブレンド) は、角閃石グループの中で広く知られるもので、火山岩(安山岩や玄武岩)や変成岩や深成岩からも産出されます。
それぞれに少しづつ成分が異なっており、全く同じ成分とはならないことが多くあります。
もちろん見た目の色合いも黒~褐色、緑色の濃いものまであり、その形も六角形やひし形の柱状のものや、繊維状や粒状のものがあります。
また断面がぴかぴか光ります。
産出は非常に多く、有名なのは長野県富士見町の”六角石”があります。
緑閃石と透閃石(透角閃石) 透閃石(透角閃石)tremolite のマグネシウムの一部が鉄に置き換わったものが緑閃石 actinolite(アクチノライト)です。
この関係から、”透緑閃石”・”アクチノ閃石”ともよばれ、その昔は陽起石(ようきせき)とも呼ばれたそうです。
陽起石の名前は漢方(中薬)で使われていたことが語源となっているようですが、現在鉱物名称としては使われていません。
薬の効用は…興味がある方はググってください!(笑)
ただ気になるのは、角閃石はアスベストの仲間。
…服用して問題があるような気がするのは私だけではないと思います…
現在では直接の服用は禁止されているとのことですが、買い求めに行く方がいらっしゃるようで、問題になっているようです。

また、緑閃石の結晶が緻密な塊状のものは、後述する”軟玉-ネフライト”です。
緑閃石は変成岩の一種、結晶片岩の中に産します。
ロシア・カナダ・日本・台湾等
日本では、埼玉県の秩父や愛媛県の新居浜などで見られます。
透閃石(透角閃石) 緑閃石の部分で”マグネシウムの一部が鉄に置き換わったもの”と書きました。
これは、透閃石は、カルシウムとマグネシウムを含んでいますが、ここに微量の鉄分が含まれる時があります。
そして、その鉄分の量が増え、マグネシウムの一部が鉄に置き換えられると緑閃石となります。
透閃石でピンク色のものがありますが、これはマンガンが含まれてピンク色になったもので、ヘキサゴナイト Hexagonite と別名があります。
また、無色のものもグラマタイト Grammat…

いしのみせTENDERTIMEYahoo店 お知らせ

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こちらのBLOGに移転してからお店情報初になりますm(_ _)m
いしのみせTENDERTIMEYahoo店の主(=このBLOGの管理人)です。

まず…
GWなんてしらないもん。やってますわ❤
当ショップで取扱をさせていただいている、
クリックポストレターパックプラスゆうパック すべて通常と同じ日数にて配達可能です。
めちゃくちゃいつもどおりなので、ぜひ、この機会に店にお立ち寄りいただければと思います。

Tumblrにて掲載していましたメルマガ会員様限定のアクリル板アウトレット販売のGIF画像が表示されなくなっておりました。
こちらに掲載させていただきます。

アウトレット アクリル板 参考資料
レーザーカット時に熱で表面がうっすら溶けてしまったものです。
角度を変えたり、濃いめの色合いのテーブルに置くとほとんど見えなくなります。
新古品です。

いしのみせTENDERTIMEYahoo店
アウトレット アクリル板
3センチ角 6枚1セット 360円4センチ角 6枚1セット 410円5センチ角 6枚1セット 500円各サイズ1枚ずつ3枚セット 210円 商品ページURLはメルマガよりお入り下さい。
注★返品不可

エメラルド Emerald

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エメラルド Emerald
エメラルドグリーン。
この色の名前はエメラルドからつけられたもの。
その緑色は若葉や成長を連想させます。
新緑の五月にふさわしい誕生石だと思います。
そして数々の逸話と歴史を持つ石です。
ベリル アクアマリンで紹介しましたが、再度、お話したいと思います。
エメラルドはBeryl/ベリルの仲間です。
ベリルとは、ベリリウム鉱物でベリリウムの原料となります。
色によってその呼び名が分かれます。
水色・青色 アクアマリン(鉄による発色)緑色 エメラルド(クロムによる発色)無色 ゴッシェナイト(セシウム含有)黄色 ヘリオドール(鉄分による発色)
--イエローベリル・ゴールデンベリルともいわれます。ピンク モルガナイト(マンガンによる発色)赤色 レッドベリル(マンガンによる発色) 
--ビックスバイトともいわれます。 皆兄弟です。
同じベリル兄弟の中でもエメラルドはダイヤモンドに続く有名な宝石です。
クレオパトラとエメラルド エメラルドといえば、クレオパトラが浮かんでくると思いますが”宝石の女王”とのネーミングはここからついたのでしょうか?
自らの名をつけたエメラルドの山、”クレオパトラ鉱山”を所有し、粉末にしてお化粧品等として使用していたのはよく知られるところ。
そしてこのクレオパトラ、あんまり美人ではなかったとの話も聞いたことがあると思います。
見た目の美しさよりも、内面の美しさ。
知性と教養あふれるその人間性が桁外れに”美人”で、人々を引きつけてはなさない人だったとの事。
エメラルドの意味 いわれ そしてそんな内面の美しさは”眼”にあらわれる…
エメラルドは古来より、眼病に効くとされていました。
そしてエメラルドの意味合いをたどると出てくるのは”心の眼”→”未来を見通す眼” 知識と教養をベースに、正しい未来を予測し常にどうすればよいか考え行動し、その結果幸せを手にするというものです。
エメラルドの意味として必ず登場するのは、
”幸せ・幸福””内面の美しさ””美と健康””未来を見通す” 脈絡の全くない意味合いではなく、歴史上の物事やその人となりに触れた言葉が今に通じていることが感じられると思います。

膨らませて考えてゆくと、意識の上でとてもポジティブな考え(問題に対して前向きに対策を考える)になり、障害を乗り越える力(考えて打開策を見つける)を…

ゴッシェナイト goshenite

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ゴッシェナイト goshenite ゴッシェナイトはベリル(beryl・緑柱石)の仲間。
アクアマリン・エメラルドと兄弟です。
ベリリウムBeとベリル ベリルとは、ベリリウム鉱物でベリリウムの原料となります。
ベリリウムは金属元素の一つで記号はBe。
この元素はとても期待されつつ実用化に至っていない元素だそうです。
というのも、高温になってもへこたれず(融点がめちゃくちゃ高い)、軽くて(アルミニウムより軽い)、硬い(銅に2%のベリリウムを加えると、混ぜていない銅の6倍の強度がでる)。
ロケットの燃料に応用しようとしたことがあったそうですが、実現されていないそうです。
なぜかというと、ベリリウムの粉末は吸い込むと肺が炎症を起こし呼吸困難になってしまうほどの毒性があるためで、更に加工そのものが難しいため粉末にしないと加工ができないとの理由からだそうです。
ベリル兄弟 その色によってその呼び名が分かれる、ベリル兄弟を記します。
水色・青色 アクアマリン(鉄による発色)緑色 エメラルド(クロムによる発色)無色 ゴッシェナイト(セシウム含有)黄色 ヘリオドール(鉄分による発色)
--イエローベリル・ゴールデンベリルともいわれます。ピンク モルガナイト(マンガンによる発色)赤色 レッドベリル(マンガンによる発色) 
--ビックスバイトともいわれます。 ゴッシェナイトとセシウム ゴッシェナイトの名前の由来はマサチューセッツのゴッシェン。
この場所で初めてこの石は発見されました。
セシウムが含有されている石です。
セシウムとは、ウランの核分裂でできる”セシウム137”、放射性元素です。
そしてもう一つは、原子時計に応用されるのが”セシウム133”。
これは、”1秒”を決める単位となっています。
詳しく説明するとややこしいので省きますが、原子が出す電磁波の一回の振動が決める基準となり、その原子として使われているのがこのセシウム133だそうです。
因みに、誤差は30万年に1秒の誤差だそうです。
ゴッシェナイトの産出地 産出はペグマタイトに産します。
そして産地は、ロシア(ウラル山脈)・ブラジル(ミナスジェライス)・パキスタンなどがあります。
蝕像とは Etched・蝕像とは、外的要因で表面が少し溶けてしまった状態の物。
エッチドクォーツなどという名前を聞いたことがあると思います。
写真を…

ヘリオドール heliodor

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ヘリオドール heliodor 黄色いベリル(beryl・緑柱石)。
heliodor/ヘリオドールはアクアマリン・エメラルドと兄弟です。
ベリル兄弟 その色によってその呼び名が分かれる、ベリル兄弟を記します。
水色・青色 アクアマリン(鉄による発色)緑色 エメラルド(クロムによる発色)無色 ゴッシェナイト(セシウム含有)黄色 ヘリオドール(鉄分による発色)
--イエローベリル・ゴールデンベリルともいわれます。ピンク モルガナイト(マンガンによる発色)赤色 レッドベリル(マンガンによる発色) 
--ビックスバイトともいわれます。 ヘリオドールとは ヘリオドールの色合いは黄色~黄金色~薄緑色。
イエローベリル(yellow beryl)・ゴールデンベリル(golden beryl)ともいわれます。
現在では、この呼び方のほうが多いように思いますが、黄色をイエローベリル・黄金色をゴールデンベリルと呼び、黄緑色のものをヘリオドールと分ける場合もあるそうです。
というか、必然的に分けられてしまうのかもしれません。
一般的には、先に述べた色合い全てがヘリオドールと呼ばれています。
産出地と産状 産出はペグマタイトに産します。
アクアマリンと一緒に産出されることが多く、発色の原因とされている元素はともに鉄分。
結晶構造中の鉄のいる場所が違うために、発色が異なると考えられているそうです。
ほんの少しの違いで、黄色と水色となるのですね。

産地はロシア(ウラル地方)・ブラジル(ミナスジェライス)・アメリカ(コネチカット州)などがあります。
品質が一番良いとされるのは、ウラル産のものです。

ヘリオドールの意味 いわれ ヘリオドールという名前は、ギリシャ語で”太陽の贈り物”という意味。
”helios”は太陽、”doron”は贈り物という言葉からできたものです。
その昔、神様からの贈り物として、お守りにしていたそうです。

アクアマリン aquamarine

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緑柱石(Beryl/ベリル)の青い色 更に宝石として価値のあるものをアクアマリンと呼びます。 Beryl/ベリルはベリリウム鉱物でベリリウムの原料となります。
色によってその呼び名は分かれます。
水色・青色 アクアマリン(鉄による発色)緑色 エメラルド(クロムによる発色)無色 ゴッシェナイト(セシウム含有)黄色 ヘリオドール(鉄分による発色)
--イエローベリル・ゴールデンベリルともいわれます。ピンク モルガナイト(マンガンによる発色)赤色 レッドベリル(マンガンによる発色) 
--ビックスバイトともいわれます。 ベリリウム 原子番号 4
元素記号 Be
分類 レアメタル アルカリ土類金属
主に合金で使われ、中性子の減速材や高音域スピーカーで使用されます。
人体に対しては毒性が強く、体に入ると慢性肺疾患を起こす等があります。
そして味は、”甘い”そうです。

アクアマリンの青い色はバリエーションがあり、緑がかった青色のものから空の色まであり、鉄分が着色の原因です。

色のグレードにより30級程に分類されているそうで、トップグレードはマルタ・ロサと呼ばれるそう。
最高品質と言われるのは、ブラジル・サンタマリア鉱山産の深い青。
最近では産出が減ってきており、マダガスカル・モザンビーク産の鮮やかな色のものを”サンタマリアアフリカーナ”という名前が付けられています。
イミテーション 市場に出回っているものは、綺麗な青色を出すためほとんどが熱処理されています。
濁りの全く無いアクアマリンは高価なのでイミテーション(=偽物)が作られることも多く、ガラスや人工スピネル・ガンマ線照射をしたブルートパーズ等が出回っています。
二色性 見る角度によって無色に見えたり、青色に見えたりするアクアマリンもあり、この現象を”二色性”と呼びます。
産出地 産状 産地は、ブラジル・ミナスジェライス州を筆頭に、マダガスカル・パキスタン・アフガニスタン等があります。
また、日本でも産出され茨城県山の尾・福島県石川・岐阜県恵那・佐賀県杉山等がありますが、不透明で濁りが多いものがほとんどです。
産状は、ペグマタイト中や花崗岩に生成し、晶癖は柱状です。
基礎データ珪酸塩鉱物 化学式 Be3Al2(SiO3)6色 青色条痕 白色結晶系 六方晶系へき開 不明瞭硬度 7.5~8比重 2.7 アクアマリンの意味 いわれ …

石英の種類と分類-水晶一家ご紹介

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水晶 とは、石英(quartz)という鉱物のこと。
この 石英の種類と分類 をご紹介します。
まず、水晶石英に別れます。水晶類
石英の中でも透明度が高いもの
ロッククリスタル・アメジスト・シトリン・スモーキークォーツ等石英類
やや透明度にかけるもの
ローズクォーツ・グリーンクォーツ・等 そしてこの石英類ですが、更に別れます。ジャスパー
不透明のもの
ブラッドストーン・レッドジャスパー・グリーンジャスパー等玉髄類
半透明のもの そしてもう一つ、この玉髄類の半透明のものは更に別れ…カルセドニー
色が比較的均一なもの
カーネリアン・クリソプレーズ・ブルーカルセドニー等アゲート(メノウ・瑪瑙)
縞模様があるもの※1
サードオニキス・ブラックオニキス・モスアゲート等 ※1 縞模様がないものでもアゲートと表記のあるものは多数あります。
販売上、あまり重要視していないようです。
ふと疑問に思ったら確認してみてくださいね。

プリニウスの博物誌 ベリル Beryl

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プリニウスの博物誌に書かれたベリルのお話です。
ベリル(beryl・緑柱石)とは、有名どころの石をたくさん兄弟に持つ石。
水色・青色 アクアマリン 緑色 エメラルド無色 ゴッシェナイト黄色 ヘリオドールピンク モルガナイト赤色 レッドベリル などがあります。
その ベリル を プリニウスの博物誌 で取り上げています。

エメラルド
エメラルドは”プリニウスの博物誌”の中で、”スマラグドゥス(緑玉)”と言われています。
しかし、この”スマラグドゥス(緑玉)”とは、エメラルドを含む緑色の石全般を指す言葉。
プリニウスは”十二種類のスマラグドゥスがある。”と述べています。
トップ3は…
1 スキタイ種
どの種類もこれ以上に色が深く、これ以上に無瑕(※傷のないこと<むか>)のものはない。 スキタイとは遊牧騎馬民族国家で、現在の南ウクライナの辺りです。
ベリルが切手の絵柄にもなっている国です。
2 バクトリア種
砂漠に風が吹く時に、住民が岩の割れ目から拾って集める。
3 エジプト種
エジプトのテーベ地方の市コプトスの近くで小山にある鉱山から採掘される。 古代エジプト時代に上エジプトで営まれた地方都市の名前で、現在のルクソールの北方にあたります。
その他の種類は、銅鉱山から産出される。
それらのうちで第一位を占めるのはキプロス産の石である。 これは、孔雀石と考えられているそうです。
以上のことからも緑色の石=エメラルド=スマラグドゥス(緑玉)ではないことがわかります。
更に、
スキタイやエジプト産のものはひじょうに硬くて叩いても割れない。 との記載も見られます。
同じ石で性質が著しく違うというのは、考えにくいことですね。
他にも色々書いてありますが、現在ではこの名前の石はこの石だという断定はできません。
その昔、見た目で分類することが主流だった時代の石の評価は、現在から見ると紛らわしくもあり微笑ましいものでもあると思います。
そして、 この”スマラグドゥス(緑玉)”とは別の項目に、”緑柱石”という項目があります。
そしてこの緑柱石の最初の文章。
多くの人々は緑柱石の性質はスマラグドゥス(緑玉)と、同一でないまでも、似ていると考えている。 感づいていたんですね(笑)
”スマラグドゥス(緑玉)”はエメラルド。
エメラルドは緑柱石(ベリル)の仲間。
別項目ということが今となっては不思議です…

アメジスト Amethyst

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アメジスト Amethyst 水晶の中で紫色のものをアメジストと呼びますが、水晶は家族が多い
そして皆美人です。
一般的にアメジストは、紫色が濃く均一になっているものが良質とされます。
この条件をクリアするアメジストの産出は少量です。
熱処理にて黄色・褐色・緑色・無色に色を変化させられるとのこと。
また、日光で退色するとの話は比較的知られていると思いますが、放射線を照射すると本来の紫色がもどることもあるそうです。
産出地 産状 アメジストは、火山岩や堆積岩の低温熱水鉱脈に産まれます。
特に火山岩の中にできる晶洞と呼ばれる穴の壁に、びっしり結晶が張り付いてまさしく”はえている”ような状態のものがよく見受けられます。
晶洞とは、岩石の中にある空洞→穴をいい、熔岩の蒸気の逃げ道や脈によくみられます。
その穴の中に鉱物の結晶がみられるものを晶洞と一般的にいいます。

産地はなんといってもブラジルが一番。
リオ・グランデ・ド・スールは有名です。
スリランカ・マダガスカル・南アフリカ等で良質のものが採れます。
日本国内では、宮城県白石市雨塚山が有名です。
昔、加賀紫と呼ばれる良質なアメジストが産出されていたようですが、現在では産出がないとのことです。
基礎データ化学組成 珪酸塩鉱物  SiO2色 紫色条痕 白色結晶系 六方晶系へき開 なし硬度 7比重 2.65 アメジストの意味 いわれ お酒好きで禁酒したいと思っている方、お勧めの石!?
依存症や中毒によいそうです。
酔い止め作用が抜群で、乗り物酔いにも、恋愛や人生の酔いにも。
勘がさえる石でもあり、テンションがあがって不眠になった時や、悪夢から守ってくれるとのこと。
枕の下に、タンブルを置いて眠るとよいそうです。
悲しみを癒してくれる石であり、喪失を受け入れる手助けをするとも言われます。

ギリシャ神話と名前の由来 アメジストの名前の由来は、ギリシャ語でお酒に酔わないという意味の言葉「amethystos」からだそうです。
ギリシャ神話に、アメジストの誕生の話があります。
~バッカスは、今から最初に会った人に、自分の家来であるバッケー達を仕向けようと考えていました。
バッケーとは、見た目はヒョウで酔っ払っている猛獣ですが、唯一、葡萄酒を作る才能がありました。
そこへ歩いてきたのは、月の女神ディアナのいる神殿につかえる妖精のア…

ライオライト Rhyolite

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ライオライト Rhyolite rhyolite / ライオライト (リオ(ヨ)ライト・リョーライト)が入ったobsidian/黒曜石・オブシディアンということで販売されていました。
黒いところがオブシディアン・茶色がライオライトとのこと。
ライオライトは日本語で”流紋岩”。
流紋岩とは ~以下、しばらく読むのがめんどくさい文章が書いてあります。面倒な方は結論へ!~
火成岩のはなし マグマが冷えて固まった岩石を、火成岩といいますが、この火成岩の中でも火山岩の仲間です。
火山岩は、マグマが地表近くで急激に冷えて固まったものをいいます。
因みに地下でゆっくり固まったものは深成岩といわれます。
火山岩は、
安山岩デイサイト流紋岩 と3つに大きく分かれます。
その分類は二酸化ケイ素の含有量で決められ、記述した順に二酸化ケイ素が増えていき、流紋岩は二酸化ケイ素が70%↑のものをいいます。
二酸化珪素もしくはケイ素とよく書かれますが、石英といってもシリカと言っても同じものです。
晶出 ”晶出”という過程を経て、岩は出来上がります。
液状の物からその物質が分離して、結晶ができることを”晶出”といいます。
マグマが冷え固まっていくときにゆっくりゆっくり晶出されて岩はできていきます。
”岩”と言う言葉が付いているということは、単一の鉱物ではなく、いろいろな鉱物が混じった物となります。
流紋岩は石英・長石(カリ長石や斜長石)・黒雲母・角閃石・輝石などが混じっています。
斑状組織 火山岩は、”斑状組織(ハンジョウソシキ)”という構造を持っていて、
斑晶(ハンショウ)周囲よりも大きめの粒状の物石基(セッキ)斑晶の周りを埋めている、微細な結晶の集合体もしくはガラス質(※1非晶質)いわゆる火山ガラスのことです。 マグマが冷えて固まる段階で、一番最後に晶出されたものが石基となります。
※1 結晶のような規則正しい構造をもたないもの。黒曜石は、流紋岩の中で一番有名な石です。そして、黒曜石は火山ガラスです。
結論
普通に考えると、黒曜石は流紋岩を構成している一つ(流紋岩の中で一番有名)であって、その黒曜石に流紋岩が入っているとは…?
私的に、”ライオライト・流紋岩”と言うべきなんじゃないのかなと思うのですが…。
購入するときに、ん?と思いつつ、この模様がとても気に入って・気になって購入しました。
研…

ナバホストーン NAVAJO STONE

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ナバホストーン NAVAJO STONEとは
画像はナバホ族の土地と言われるアンテロープキャニオンで採掘された砂岩。
こちらのツアーの画像などを見たことがある方も多くいらっしゃると思います。
層状に重なる赤や褐色の砂が絵を描いたように連なり壁となり、迷路のような独特の景観が人気の180万~220万年前の堆積岩です。
風や水で作られたこの地形。
一度行ってみたいです。

色について 堆積岩ができた時の鉱物の組成と堆積したスピードの違いによって色味が違います。 堆積速度がゆっくりの場合
鉄・アルミニウムの酸化物→赤っぽい色味
堆積速度が速い場合
堆積物に酸素が不足→白っぽい色味
となるそうです。

グーグルマップにてアンテロープキャニオンの地図と画像が見れます。

棘皮動物 Echinodermata - ウミユリやウミツボミ

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棘皮動物とは、棘皮動物門 (Echinodermata)の総称です。
カンブリア紀からオルドビス紀に最も栄え、その後、少しずつ減っていきます。
古代末期の大量絶滅の際に5個が生き残り、それが先程のウミユリ網・ヒトデ網・クモヒトデ網・ウニ網・ナマコ網となります。
特徴 ほぼ全て海で生きています。
そして幼生期を除いて底生生活をします。
(底生生活 水域の底で生活する→海の底)
五放射相称 ヒトデの星型は5本の腕。
”5”にまつわる相称の形を持つものが大多数です。
外見的に”5”がなくとも、ナマコの一種では内部の筋肉帯などに”5”が存在します。
厳密にはすべての棘皮動物に共通はしていないのですが他では見られない特徴として、この五放射相称があげられます。
水管系 特殊な環状のシステムを体に持ち、呼吸・運動・採餌・知覚などの役割を持ちます。
このシステムの中の水孔・多孔板を通じて外界の海水と接しており、システム末端の管足で運動・採餌を行っています。
この管足の水圧を調整して運動しています。
キャッチ結合組織と骨片 ナマコは刺激を受けると体を固くしたり、しばらく放置してなにもないとでろんと柔らかくなったりします。
短時間でその硬さを変えるのですが、これは筋肉で行っているのではなく、ナマコの皮の中にあるキャッチ結合組織で行っています。
ウニも岩場から引っ張り出そうとするとトゲが固くなり、なかなか出せなくなるのも同じです。
皮膚の中の小さな小さな無数の骨片の関節の周りにキャッチ結合組織がありこれがカチンと固まることで関節が動かなくなり固くなります。
皮膚の下に無数の小さな骨片を持っていることも棘皮動物の特徴です。
再生能力が強力 ナマコは外敵に襲われると内蔵器官(腸)を体外に出し、その内臓を敵が食べている間に自分は逃亡します。
もちろん、その後食べられた腸は再生し復活します。
ヒトデは体を2個に分けて、不完全な部分を修復再生するものもいます。
棘皮動物ご紹介 ウミユリ ウミユリ類 Crinoids(クリノイド)
オルドビス紀初期に現れ石炭紀初期に最も栄え、古生代末の大量絶滅で激減しましたが、生き残ったウミユリが更に多様性を増し、現在、600以上の現生種が知られています。
古生代の海で底生動物として最も栄えたグループです。
見かけが植物の花に似ていることからウミユリの名前がつけら…

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