コキンボ石 コキンバイト COQUIMBITE

COQUIMBITE Peru

水溶性の鉱物で、日本の環境下でそのままぽんと置いておくと変身すると思われますのでご注意ください。
乾燥すると粉となり、水に触れると白くなります。
湿気を吸収すると変色しますし、潮解性を持つ鉱物です。
基本は密封で保管し、様子を見てあげてください。
手間のかかる子ですがそれもまた一興。
紫の美しさに、しょうがないなぁ…と思ってしまう鉱物です。

保管について

潮解とは、ある物質が空気の中の水分を取り込んで水溶液になることを言います。
ソルトランプを夏場においておいたら、水たまりになっていた…という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こうならないためにも、先に触れたとおり、時々様子を見ながら楽しんでいただければと思います。

産出地 産状

六方柱状や粒状、塊状の結晶で産出します。
金属鉱床の酸化帯等に産し、鉄明礬やレーメル石などと共生します。

持つととても軽く、なめると渋い味がするとのことです。(なめたことないです^^;)
軽いとは比重の問題で、鉱物の比重は2−4の間が多く、2くらいまでは軽い鉱物、4以上は重い鉱物となります。
コキンボ石は2.1です。

多形としてパラコキンボ石があります。
産地はたくさんあり、アメリカやペルー、チリ(原産地)そして日本でも採取できます。
北海道鴻ノ舞鉱山のものが美しい紫色です。

基礎データ

  • 化学組成 硫酸塩鉱物 Fe2(SO4)3・9H2O
  • 色 紫色
  • 条痕 白色
  • 結晶系 三方晶系(六方晶系での記載もありますが厳密には三方晶系)
  • へき開 不完全
  • 硬度 2.5
  • 比重 2.1

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