ダンビュライト ダンブリ石 Danburite
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Danburite Aurora Mine, Charcas San Luis Potosi, Mexico |
ガラス光沢で透明のものはダイヤモンドの代用品として利用されていたこともある、和名ダンブリ石。
カットされたルースはとても美しいものです。
1839年、アメリカのコネチカット州フェアフィールド郡北部にある、ダンべリー/Danburyにて発見され、名前はこの地名にちなんで付けられました。
そっくりさん
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Danburite Aurora Mine, Charcas San Luis Potosi, Mexico |
トパーズ
柱状のものはトパーズととても良くにています。
見分ける方法は…
- へき開 ある→トパーズ ない→ダンブリ石
- 比重 トパーズ(3.49~3.6)>ダンブリ石
- 加熱 トパーズ→とけない
- ダンブリ石→緑色の炎色反応でとける
ダトー石
ダトー石とは化学組成や産出時の外見も似ていて共生します。
見分ける方法は…
- 塩酸 溶ける→ダトー石・溶けない→ダンブリ石
- 硬度 ダトー石 5.5>ダンブリ石 7
産出地 産状
接触交代鉱床(スカルン鉱床)で主に見られ、共生鉱物は方解石・斧石・ダトー石などと共生します。
他に、ペグマタイトや蒸発岩(ボリビア)からも産出があります。
アメリカ、ボリビア(蒸発岩より産出)、メキシコ・ロシア・ミャンマー(宝石質)、スイス・イタリア、そして日本モン産出し、大分県尾平鉱山・宮崎県土呂久鉱山があります。
他に、ペグマタイトや蒸発岩(ボリビア)からも産出があります。
アメリカ、ボリビア(蒸発岩より産出)、メキシコ・ロシア・ミャンマー(宝石質)、スイス・イタリア、そして日本モン産出し、大分県尾平鉱山・宮崎県土呂久鉱山があります。
基礎データ
- 化学組成 珪酸塩鉱物 CaB2Si2O8
- 色 無色 白色 ピンク 黄色 褐色 等
- 条痕 白色
- 結晶系 斜方晶系
- へき開 なし
- 硬度 7-7.5
- 比重 2.97-3.02
※ホウ素についてはこちらをどうぞ。