モキマーブル moqui marbles


Moqui Marbles St. George, Washington Co., Utah, USA
Moqui Marbles St. George, Washington Co., Utah, USA
別名、シャーマンストーン。
この石は、外と中身が違います。
外側はヘマタイト等で覆われ、中身は砂岩。
※砂岩とは砂が押し固められてできた岩のことで、中に存在する粒の大きさが0.06~2mmのものをいいます。
パカッと割ると色が違うのでわかると思います。

火星探査車オポチュニティとモキマーブル

Moqui Marbles St. George, Washington Co., Utah, USA
Moqui Marbles St. George, Washington Co., Utah, USA
この石を見るとまず思い出すのが”ブルーベリー”
食べるブルーベリーではなく、2004年、火星探査車オポチュニティがみつけた岩石の愛称です。
小さなコロコロの濃い青の石ころが無数に散らばっているのが確認され、これは何だ?ということに。
似たものがあると比較対象となった石がこのモキマーブルです。
このモキマーブルは、鉄分を多く含む砂岩を水が流れることによってできたと考えられています。※1

と、そこで。
ふと頭に浮かんだのがウーライト。
ウーライトは、石灰を含む水の中で揺さぶられてころころすることにより、核となる部分の周りに炭酸カルシウムが周りについて丸くなった(魚卵状・球状)ものを言います。
外側についているものが炭酸カルシウムではなくほかの成分になると、ウーライト質●●という名前になります。
そう、ウーライト質鉄岩というものがあり、これは、鉄分を多く含む(ヘマタイトや褐鉄鉱やシャモサイト等)水の中で同じようにころころした場合、鉄分が外側についたものを言います。

モキマーブルは該当する?のでしょうか。
モキマーブルは水がある場所にできる→火星に水があった証拠!?(2015.10.01付にてホットな話題ですね。)という話も出たのですが、その後、”隕石が衝突した”との説を唱えた科学者がおり、いまだ色々な想像を掻き立てています。
火星の“ブルーベリー”は隕石だった?※2

モキマーブルの意味 いわれ

Moqui Marbles St. George, Washington Co., Utah, USA
Moqui Marbles St. George, Washington Co., Utah, USA
さて最初にでました”シャーマン”にまつわるところですが、インディアンの言葉で、
  • モキ→祖先の霊
  • マーブル→おはじき
祖先が夜中にこの石で遊び、朝になると天国へ帰る→祖先が天国で幸せに暮らしていますよという印としてこの石を置いていくと言われているそうです。
このようないわれから、お守りや儀式に使用され、”幸せを呼ぶ石”と言われています。
※ 鉄分なので水分は避けてください。

※1,※2
下記の発表がありました。(PDF)
H30.12.6 米国科学雑誌 Science Advances誌 電子版掲載
地球と火星の球状鉄コンクリーションの成因と 太古の火星 ... - 名古屋大学

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